女性にとって、いえ男性にとっても同様ですが結婚は人生の一大事です。現在、遠距離恋愛にあるカップルは、いつどのタイミングで結婚するのがベストかを考えることがあるでしょう。
遠距離恋愛の場合、ハードルが多い分、なかなか結婚につながらないというのも事実です。距離を乗り越えて結婚に向かうための方法やタイミングについて解説します。
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遠距離恋愛で結婚にいたるタイミング
結婚はタイミングが大切と聞いたことがあるのではないでしょうか。遠距離恋愛では、そのタイミングがなかなかつかめず、結婚にいきつけないことがあります。
遠距離恋愛をしていた人たちが結婚することになったきっかけとタイミングをみていきます。
年齢がきたから
結婚に対して明確に否定的な意見を持つ場合をのぞいて、通常の社会生活を送っている男女はいつか誰かと結婚することになります。現在、交際中の相手がいるのであればより具体的に結婚を考えますし、いつか結婚するか別れるかのいずれかを選ぶでしょう。
結婚を決める目安として、お互いの年齢があります。子どもを持ちたいと考えるのあれば、それを考慮して考える必要があるでしょう。
一定の期間、順調に交際し自分が目安としていた年齢にいたったときに、結婚という一つの節目を二人で迎えることになります。
仕事のきりがついて
どちらか一方の仕事のきりが良いときや、昇進したとき、一定の目標額の収入を得られることになったときは結婚のタイミングです。
遠距離恋愛の場合、転勤等で近くに異動するすることになった。どちらかが転職することになった、というのも結婚の後押しになります。
女性がキャリアチェンジを視野にいれているのであれば、かなうタイミングで転居と結婚にいたることも。
仕事と生活は切り離すことができませんので、仕事の状況が結婚に大きく影響することがあります。
家族の変化や妊娠
遠距離恋愛の関係で安定してしまい、なかなか結婚にいたらないカップルが結婚するには、何かしら起爆剤が必要です。
まず女性の妊娠は結婚の第一歩になるでしょう。新しい命を得たことで結婚が一気に現実味を帯びます。
ほかにも、どちらかの両親の体調不良や不幸が転じて結婚のきっかけになることも。精神的にも物理的にも支え合う関係になるために結婚を選ぶことがあります。
家族になりかしら変化があるとき、これから先の自分と家族の関わり方について考えることになります。自分自身が、家族というものをどう考えるかと立ち止まったときに、結婚しようと決意することがあります。
遠距離恋愛で結婚を躊躇する理由
大好きな人と恋に落ちたら、次は結婚がしたいというのが通常の欲求です。その一方で、結婚という大きな節目のプレッシャーで、二の足をふんでしまうことがあります。
遠距離恋愛ならではの結婚を躊躇する理由についてみていきます。
女性サイドの仕事
遠距離恋愛から結婚となれば、大抵の場合は女性サイドが彼の元へ転居し結婚することになるでしょう。現代の女性は、生涯通して社会とかかわりを持つことが多く、早いうちからキャリアプランをたてて邁進している人もたくさんいます。
会社によっては、新しく住む街の近いところへの転勤などがかなうことがありますが、それは稀。女性は、遠距離恋愛の彼の元へ行くということは、いったんキャリアを断念しなければならないことが多いようです。
男性が、仕事と彼女とどちらが大切か選べないように、女性だって仕事と結婚で思いきれず結婚の妨げとなることがあります。
知らない土地への不安
新しい環境にすぐに馴染めるという人と、環境が変わるのが苦手という人にわかれます。どこに行っても地域の中に溶け込めるというタイプの人は問題ありません。
環境が変わることがプレッシャーになり、しかも今まで違う土地で暮らしたことがないという人にとって遠距離恋愛からの結婚は、不安が大きいでしょう。
自分自身の転勤や、すでに結婚していて子どもがいる場合などは、コミュニティに入れてもらいやすいのである程度、気が楽ですが、新妻として新しい土地に踏み込めば、夫以外に知っている人がいない環境です。
知らない土地で暮らすことの不安が、結婚のハードルと感じることがあります。
急に距離が近くなるから
彼との交際の歴史において、近距離だったこともあるけれど現在は遠距離、というカップルと、交際から今までずっと遠距離というカップルがあります。
近くにいた時期があるカップルであれば、彼とすぐに会える距離の感覚はわかっているので問題ありません。しかし、ずっと遠距離だった二人であれば、結婚することで二人の距離が一気に近くなるようなイメージです。
相手のことを「好き」であることと、「うまくやれる」ことは別の問題です。交際時代はたまにしか会うことの無かった二人が、急に一つ屋根の下にいてほんとうにうまくやれるのだろうか、とふと不安になり、結婚に躊躇してしまうことがあります。
遠距離恋愛から結婚するために準備しておくべきこと
通信環境が発達したいま、実際の距離が遠くても恋愛にいたり、楽しくすごすことはできます。ただ、そこから結婚となると、遠距離だからこその乗り越えなければならないことや、問題があります。
遠距離恋愛からの結婚は、恋愛期間から準備をしておくことでしなやかに進んでいくことができるでしょう。
遠距離恋愛から結婚するために考えておきたいこと、準備しておくべきことについてご紹介します。
仕事のスキルをみがく
遠距離恋愛の彼と結婚する場合に最もネックになるのが、女性の仕事です。サラリーマンとして働いているのであれば、結婚による転居で退職することになるかもしれません。
キャリアを積んできた人であれば、できればこのまま勤務し続けたいところですが、それが難しいようであれば、資格を取るなど仕事のスキルを磨いておきましょう。
国家資格や医療系資格など、取得が困難なスキルを身に着ければ、転居先での就職がしやすくなります。
自分自身が、収入を得るためのスキルを持っておくことで、新しい環境への自信を持つこともできます。
趣味を広げる
忙しい仕事をしている人や、彼中心で生活を考えているときなどは、趣味を聞かれて困ってしまうことがあります。好きなことはあっても、趣味かと聞かれたら首をひねったり。
遠距離恋愛をしている間に、趣味をみつけるのがおすすめです。趣味といっても、大げさなものでなくてOK。カフェめぐりや、毎日のお料理も趣味の範疇です。
彼の住む地域のカフェについて調べたり、その土地ならではのお料理にチャレンジしたり。
自分だけで楽しめる趣味を持っておくと、新しい土地で暮らすことになってもそれをきっかけに生活を広げることができます。趣味によっては仲間を得ることもできるでしょう。
経済的な余裕を持つ
遠距離恋愛だけに限りませんが、結婚前にある程度の貯金をして経済的な余裕を持っておくことも大切です。
結婚にはまずお金がかかります。遠距離恋愛であれば、事前の打ち合わせなどで頻繁に移動すれば、余計に経費はかさみます。
結婚で仕事を一時中断するのであれば、新しい地域ですぐに思う仕事が得られないことも想定できますし、子育ての時期と重なり再就職が難しくなることもあり得ます。
支出があることと、収入が途絶えることを想定し、ある程度の貯金をもっておくと安心です。
遠距離恋愛から結婚できたカップルがやっていたこと
遠距離恋愛をしていて結婚に行き着くカップルとそうはならないカップルがあります。縁や運と言ってしまえばそれまでですが、交際前から交際中の配慮と努力が結婚できるかどうかを左右します。
遠距離恋愛を経て結婚にいたったカップルが交際期間にやっていたことをご紹介します。
事前の取り決め
遠距離になった時点や、その後の節目のときに、今後の見通しや結婚について話し合い、取り決めをしておくというやり方があります。
結婚を目的とした婚活で知り合ったカップルや、ある程度の落ち着いた年齢のカップルであれば、望ましい方法です。
「1年程度で異動になるのでその時点で結婚する」「仕事のキリがついたら結婚する」など。
いずれにしても、結婚前提の交際であることを、早い段階で確認しておくことで、そこに向けたハードルを超えることに的を絞って努力することができます。
毎日の連絡
カップルの交際の中身はそれぞれです。しかし、努力せず自分のやりたいことを優先して恋を放置しておくといずれ風化します。遠距離恋愛であれば特にそれが顕著でしょう。
LINEや電話を使って、できるだけ毎日コミュニケーションを取ることが、結婚への近道です。会わなければわからないという人もいますが、それはある意味正解ですが、必ずそうであるとも言えません。
大人の男女は忙しいので、どうでもよいことには数分ですら割くことができません。コミュニケーションを取って、二人の関係を続けようと努力する姿勢があるのかないのかで、一緒にやっていける人なのかどうか、お互いにわかります。
思いやりを持って努力することで、離れていてもかけがえない存在になることができ、結婚につながります。
相手の不安をあおらない努力
一緒に暮らしていても、100%相手の行動を監視することはできません。しあわせカップルはお互いの信頼関係の元に成り立ちます。
離れていると、目が届かないと心のどこかで感じているので、ちょっとしたことで不安になったりします。相手からの連絡を無意味にスルーしたり、男友達と出かけたことをにおわせるなどは、相手の不安をあおります。
自分がやられていやなことは相手にしないをモットーに行動しましょう。離れていても、不安のない相手であれば、男性は安心して結婚を決意することができます。
自分たちなりの形をつくる
いつも一緒でラブラブな友人などをみるとうらやましいと思うかもしれません。恋愛エッセイなどで、遠距離恋愛は長続きしない、などを目にすると心が乱れることもあるでしょう。
人生には定型のパターンなどありません。恋愛については特にそう。ちがう人間が、それぞれの人生を歩きながら一緒になるのですから、そこにセオリーなどありません。
恋愛はこうあるべきという意見や、自分自身の思い込みに負けず、目の前の彼をしっかり見てうまくやっていくことを考えましょう。
自分たちなりのしあわせの形を模索し、努力することで自然にその先に結婚が待っています。
こんな形もアリ!遠距離恋愛からの結婚
結婚といえば、二人で一緒に暮らしそこに子どもがいて、という風景を想像します。ひと昔前であれば、それが当たり前でしたが生活や価値観が多様化したいまは、いろんな形の結婚生活があります。
結婚してからも、遠距離のままのカップルがいます。途中、一緒に暮らしたり、時期によっては離れて暮らすというのも珍しいパターンではありません。
結婚とはこういうもの、相手がこうしてくれて当然、と考えず自由に結婚をとらえてしあわせでいるカップルがたくさんいます。
この恋は本物?遠距離恋愛と結婚について
遠距離恋愛をしていると時間の経過が早く感じられます。一か月に一度のデートなどのちょっと長めの間隔に慣れると、1年はあっという間。いずれ結婚するのであれば、人生の中でこんな時間があるのもよいでしょう。しかし、もし彼の方に結婚する意志がなかったり、いつかダメになるのであれば、この時間は無駄になってしまいます。
もし、いまある遠距離恋愛で未来に不安を感じているなら、一度、占いで彼との縁を確認してみてはいかがでしょうか。いまが二人にとって未来につながる時間なのか、それともいつか終わるのか。彼の深層心理や、根本的な性格を知ることで、これからの付き合いもラクになるかもしれません。
遠距離恋愛からの結婚はタイミングが大切!
遠距離恋愛からの結婚について、タイミングや実際に結婚にいたったカップルに学ぶべきことについてご紹介しました。
遠距離恋愛から結婚するには、努力がいります。相手の気持ちを思いやり二人で、自分たちなりの幸せの形を作っていきましょう。
人生をしっかり楽しみながら、上手に恋をしてよい結婚を手に入れてください。